「スニップアライズV9」が日刊工業新聞で紹介されました。

日刊工業新聞より

ダイナコム 疾患目印のSNP特定
解析ソフト 遺伝子情報から抽出

【千葉】ダイナコム(千葉市美浜区、藤宮仁社長、043・213・8131)は、次世代シーケンサー(塩基配列解析装置)によるデータから有用な情報を抽出するデータ解析ソフト「スニップアライズV9」を発売した。ヒトゲノム全体の遺伝子情報から、解析対象となる1塩基多型(SNP)を絞り込む機能を加えた。遺伝性疾患の目印となるSNPを見つけ出し、遺伝子型による病気のかかりやすさや薬の効き目を推定する。

消費税抜きの価格は入力検体数が5000件のソフトが175万円、1000件が70万円。大学向けは各100万円、40万円。初年度に年間50本の販売を目指す。

次世代シーケンサーの普及で膨大になった遺伝子情報に対応できるようにした。

この解析ソフトは数百万-1000万カ所のSNP情報を読み込み、対象集団の特性から外れたデータを確認して除外する。さらに患者と健康な人で有意差のあるSNPを検出し表示する。絞り込んだSNPについて統計処理を行い、疾患関連遺伝子や薬剤感受性遺伝子を明らかにする。