日刊工業新聞より
ダイナコム 10倍の高速化実現 遺伝子解析ソフト開発
【千葉】ダイナコム(千葉県茂原市、藤宮仁社長、0475・25・8282)は、遺伝子性疾患のマーカーである一塩基多型(SNP)の組み合わせパターンの推定を高速で処理し、遺伝子性疾患との関係を高精度で解析できるソフトを開発した。
従来製品に比べさらに10倍の高速化を実現し、1セット60万円で発売する。開発したソフト「SNPAlyze(スニップアライズ)Ver3.2」は、データ表現と処理を最適化することで、世界最速の処理時間を更新、東京大学医科学研究所の井ノ上逸朗客員助教授がSNPのデータ収集、解析・評価で協力した。