日刊工業新聞より
「全国 元気企業マップ パートII 」に
「ダイナコム DNA分類システム開発」
として当社紹介記事 (一部抜粋)バイオインフォマティクス(生命情報科学)の先端を走るのが、ダイナコム(茂原市、藤宮仁社長、0475・25・8282)。ヒト遺伝子のわずかな差である「SNPs(一塩基変異多型)」を活用して、医薬品や治療法を選択する「テーラーメード治療」の実用化に向け、類似するDNAをグループ化する自動分類システム「ダイナクラスト」を開発した。
1件あたりの処理時間が約30秒と短く、膨大なデータ処理に威力を発揮する。今後は日本人固有のSNPsデータを活用して、製品の高度化を急ぐ。「2~3年以内に主力製品の特許を確立、5年以内にも株式公開のめどをつける」(藤宮社長)と意欲的だ。
近く、新型SNPs解析システムを投入する計画である一方、開発強化に向けた公的支援の活用を狙い、中小企業創造活動促進法の認定を目指していく。