ダイナコム 高速で病気遺伝子探索 マイクロサテライト利用 解析ソフト開発

2004/10/15

日刊工業新聞より

ダイナコム 高速で病気遺伝子探索
マイクロサテライト利用 解析ソフト開発


【千葉】ダイナコム(千葉県茂原市、藤宮仁社長、0475・25・8282)は、遺伝子のわずかな差を利用して病気に関係している遺伝子を高速で探すソフトを開発した。DNA中の一塩基の違い(SNP)を解析する従来製品の機能に、特定の塩基配列の繰り返しであるマイクロサテライトの解析機能を追加。一段と高精度の解析を可能にした。価格は1セット60万円。国内外で初年度100セットの販売を目指す。

「SNPAlyze(スニップアライズ)Ver4.0」は、SNPに加え、より違いのパターンが豊富なマイクロサテライトを遺伝子多様性のマーカーとして組み合わせて解析する。これらが個々人で異なることを利用し、個人識別や疾患との関連を調査できる。マーカーとしてマイクロサテライトを利用する遺伝子解析ソフトの開発は国内では初めて。

東京大学医科学研究所の井ノ上逸朗客員助教授がSNPのデータ収集、解析・評価で努力した。データ表現と処理を最適化することで、世界最高速レベルの性能を実現した。